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シメオネ、マジョルカ戦黒星に…「マン・C戦の影響にするのは簡単。相手の素晴らしい守備を崩し切れなかっただけ」

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ディエゴ・シメオネ監督

 アトレティコ・マドリーは9日にラ・リーガ第31節、敵地ソン・モッシュでのマジョルカ戦を0-1で落とした。ディエゴ・シメオネ監督は試合後、自チームがマジョルカの守備組織を破る術を持たなかったとの見解を示している。

 アトレティコは前半、ボールこそ保持したもののハビエル・アギーレ監督率いるマジョルカのインテンシティーあふれる守備を崩しきれず。後半になると、MF久保建英も投入したマジョルカのインテンシティーに押されるようになり、DFヘイニウド・マンダバのPK献上からFWベダト・ムリキのゴールを許して、ラ・リーガの連勝が6でストップした。

 シメオネ監督は試合後、次のような感想を述べている。

「最初にジョレンテの唯一とも言えるチャンスがあり、それからプレーを展開させること、チャンスを生み出すことがどんどん難しくなっていった。相手の働きは素晴らしかった」

「この結果が私たちの欠点だったのか、相手の利点だったのか? 最初にあるべきなのは、私たちの進行や連係を難しくした相手の利点だろう。私たちの攻撃能力が足りなかったのは確かだがね。相手の守備組織を掻き回した場面は、あのジョレンテのチャンスなど、ほんの少ししか思い出せない」

 ヘイニウドはDFパブロ・マフェオのかかと辺りを若干踏んだように見えるファウルでPKを取られた。

「私からはかなり遠かったし、選手たちによって隠れていたところで起こった。審判がPKを指示してVARが介入しなかったのならば、PKということなのだろう」

 シメオネ監督は、この一戦の前後に対戦が組まれているUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝マンチェスター・シティ戦が、集中力を阻害していたことを否定している。

「試合が終わったとき、その前の試合のせいにするのはとても簡単だ。今日、私たちは良い試合を演じられなかった。私たちは相手の組織的で、的確で、しっかりと閉じられていた守備を攻略することができなかったんだ」

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