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シメオネ、三男ジュリアーノ・シメオネをアトレティコデビューさせる! M・ジョレンテに匹敵する時速35キロの快速FW

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トップデビューを果たしたFWジュリアーノ・シメオネ

 アトレティコ・マドリーディエゴ・シメオネ監督が、自身の息子FWジュリアーノ・シメオネをトップチームデビューさせた。

 長男FWジョバンニ・シメオネ(26)がベローナ、次男FWジャンルカ・シメオネがイビサ(スペインリーグ4部)に所属するなど、まさしくフットボール家族のシメオネ一家だが、19歳の三男ジュリアーノが父親の指揮するアトレティコのトップチームの選手として、ワンダ・メトロポリターノの舞台に立った。

 アトレティコのBチーム(スペインリーグ5部)でプレーするジュリアーノは、20日に行われたラ・リーガ第33節グラナダ戦(0-0)の後半アディショナルタイム1分にMFマルコス・ジョレンテとの交代でピッチに立った。シメオネ監督にとってはトップチームの公式戦でデビューさせた39人目のアトレティコ下部選手であり、そして初めて自チーム起用した息子となった。

 ジュリアーノは今季、アトレティコBで23得点を決めて、同チームの4部昇格に大きく貢献。その得点力以外に特筆すべきは、スピードである。

 ジュリアーノは今季、ラージョB戦で時速35.39kmを計測。昨季ラ・リーガ1部記録は当時グラナダのMFケネディ(35.59km)、バレンシアのDFティエリ・コレイア(35.56km)、そしてアトレティコのM・ジョレンテ(35.41km)となっており、彼らに次ぐスピードでピッチを駆け抜ける。

 なおシメオネ監督はグラナダ戦後、ジュリアーノを起用した理由について、次のように説明している。

「私は彼のことを選手として考えて起用した。私たちには起用できるストライカーのオプションがもう一人いたということであり、彼はスピード、アグレッシブ、インテンシティーとその特徴を示してくれた。また出場するときには、今回の調子を維持してほしい。今日は、効果がある出場だったよ」

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