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11年ぶりスクデットへミラン幹部マルディーニ氏が意欲「訪れたチャンスに最後まで挑戦」

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ミランのパオロ・マルディーニTD

 ミランのパオロ・マルディーニTD(テクニカルディレクター)が25日、クラブ公式メディア『Milan TV』のインタビューに応じてチームについて語った。

 11年ぶりのスクデット獲得を目指してリーグ戦首位を走るミラン。24日に行われたセリエA第34節では、マウリツィオ・サッリ率いるラツィオを後半アディショナルタイムの決勝弾で2-1と下し、敵地ローマで貴重な白星を挙げて首位の座をキープした。

 現役時代にミランで数々のタイトルを手にしてきたマルディーニTDは、ステファノ・ピオリのチームの躍進を願いつつ自身の見解を示した。

「常に信じてきたからこそ、我々は今ここにいるんだ。言葉にしなかった時も常に信じていた。ミランが直近の20年間でスクデットを獲得できたのは2回(2010-11シーズンおよび2003-04シーズン)。リーグ優勝とは並外れた成績であり、ありふれた目標などではない。そのチャンスが訪れたのなら最後まで挑戦を続けなければならない。もし上手くいかなかったとしても、全力を尽くしたことは自分たちの中に残る」

「このようなシーズンでは可能な限り最善を尽くすべきであり、非常に高いレベルを目指さなければならない。開幕当初はミランがこれほど上位を目指せると予想していない者もいた。だが、こうした反応を刺激に変えなければならない。ここまでこのレベルをキープできたのにはチームの献身的な姿勢があったからだろう」

「ミラニスタとしてこのチームやスタッフ、それに支えてくれたサポーターを誇りに思っている。私は本物の感動を感じている。これは我々の努力から生まれたものであり、心地よく感じる。感情と共に生きていれば時には不安定になることもあるが、最高の感動を得ることもできる」

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