beacon

「リバプールのようにはできないが…」アルテタがアーセナルの補強方針に言及

このエントリーをはてなブックマークに追加

アーセナルミケル・アルテタ監督

 アーセナルミケル・アルテタ監督は、巨額資金を投じてチームを強化することができないと主張した。

 アーセン・ベンゲル政権下の2016-17シーズン以降、5シーズンにわたりトップ4を逃してきたアーセナル。昨シーズンには欧州カップ戦の出場権も逃していたが、今シーズンは若手や新戦力の活躍もあってリーグ戦5試合を残す中でプレミアリーグ4位につけており、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権獲得への期待が高まっている。

 来シーズン以降は2003-04シーズン以来となるプレミアリーグ優勝に向けての戦いにも挑みたいアーセナルだが、アルテタ監督は『スカイスポーツ』で補強について言及。リバプールがプレミアリーグや欧州CLで激しい優勝争いを繰り広げるキッカケとなったフィルヒル・ファン・ダイクやアリソンの獲得を引き合いに出し、1選手に高額な資金を費やすことは困難であると語っている。

「我々が(リバプールのような補強を)できる状況にあると思わない。だから、我々は他の方法を見つけ出さなくてはならない」

「リバプールだってそうだが、彼らの選手たちは非常に良くなっている。これは選手を獲得することと同様に重要なことだ。そして、獲得した選手たちがすぐさまチームにインパクトを残すことも大切な要素だ。これはリクルート面においてとても大きな決定になる。しかし、彼らも人間だ。新環境に適応する必要があるし、実際にここに来るまでわからないものだ」

 またアルテタ監督は、今夏の補強方針についても言及している。

「我々はスカッドをさらに強くしたいし、スターティングイレブンを強くしたい。それに、選手の特異性や人間性も強力にしたい。これが我々の目指しているものだ。ローンから帰ってくる選手の人数や順位に関係する財政状況、選手売買を必要とするタイミングなど、たくさんの要素が関わってくる。たくさんのクエスチョンマークがあるが、これがフットボールだ」

●プレミアリーグ2021-22特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP