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南野、今季公式戦得点数は2ケタに…クロップ「彼がもっとプレーできないのは罪だ」

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FW南野拓実ユルゲン・クロップ監督

 限られた機会かもしれない。しかし、リバプールFW南野拓実は与えられたチャンスをしっかり生かし、今季公式戦の通算ゴール数を2ケタの大台に乗せた。

 17日に行われたプレミアリーグ第37節サウサンプトン戦で、南野は今季リーグ戦初先発。リバプールでの公式戦出場は3月20日のFA杯準々決勝ノッティンガム戦以来となった。

 約2か月ぶりの実戦。しかし、南野は結果を残す。0-1で迎えた前半27分、右サイドのDFジョー・ゴメスが送ったボールを中央で受けたFWディオゴ・ジョタが落とすと、そこに反応したのが南野。PA内から思い切りよく右足を振り抜くと、豪快なシュートがニアサイドを打ち抜いて同点ゴールが生まれた。

 1月16日の第22節ブレントフォード戦以来となる、今季プレミアリーグ3点目。FA杯で3得点、カラバオ杯で4得点を記録しており、今季の公式戦得点数は10得点と2ケタの大台に乗せた。

 なお、試合は後半22分にDFジョエル・マティプが決勝点を奪い、リバプールが2-1の勝利。逆転優勝の可能性を残して最終節へと向かう。

 英『BBC』やクラブ公式ウェブサイトによると、試合後にユルゲン・クロップ監督は「9人の選手を変更してのプレーとなったが素晴らしかった。信じられないようなパフォ―マンスだったし、選手たちのおかげでうまくいった。もし、うまくいかなかったら、1000パーセント私の責任だ」と語るとともに、「ミナミノがもっとプレーできないのは罪だ」と出場機会が限られながらも結果を残す南野についてもコメントした。

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