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シャルケが5選手の退団を発表…ファンが待つのは “大人気”板倉滉の買い取りと地元紙

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シャルケのDF板倉滉

 ブンデスリーガ2部優勝のシャルケは17日、選手5人やアシスタント1人の退団を発表した。日本代表DF板倉滉の今後の去就はまだ決まっていないようだ。

 首位での1部復帰が決まったシャルケはこの日、ファンとの昇格パーティーを開催。そして同日、クラブの公式ウェブサイトを通じて、今夏に契約が満了のGKマルティン・フライズルやDFサリフ・サネ、MFマルク・ザトフスキ、レンタル終了のDFアンドレアス・ビントハイムやMFヤロスラフ・ミカイロフ、さらにアシスタントのペーター・ヘアマン氏の退団を発表した。

 レンタルで加入のメンバー7人のうち、シャルケはMFロドリゴ・ザラザール(フランクフルト)やDFトーマス・ウーワイアンの買い取りをすでに行使。また、クラブのルーベン・シュレーダーSD(スポーツディレクター)は以前、負傷により1試合の途中出場にとどまった韓国代表MFイ・ドンギョン(蔚山現代)の完全移籍移行に関しても前向きな様子を示していた。

 一方で、周囲がとりわけ注目するのはマンチェスター・シティからレンタルの板倉やシュツットガルトからレンタルのFWダルコ・チュルリノフの去就。地元紙『Der Westen』が次のように指摘した。

「イタクラはほかの誰よりもファンの間で人気だ。昇格にあたって、守備陣のボスのこの日本人選手の功績が大きい。彼やチュルリノフが送り出されていないのは、クラブが彼らの引き留めを望み、現在交渉中であることを示している」

 なお板倉のレンタル契約には今月いっぱいまで有効で、500~600万ユーロ(約6億8000万~8億2000万円)に設定される買い取りオプションが付帯。その行使に必要な資金を調達するために、シャルケはほかの選手を売却しなければいけないと見られる。

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