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去就注目のディバラが発言「最善の選択を」熱視線送るトッティやサネッティらと接触も?

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FWパウロ・ディバラ

 ユベントスを退団するアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラが23日、チャリティーマッチに参加した際、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じて心境を語った。

 ディバラは2015年夏にパレルモからユベントスへ移籍。クラブの将来を担う逸材として期待を受け、長らくトリノの街でプレーしてきた。だがクラブは、6月末で満了を迎える契約の延長を断念。ディバラはユーヴェを退団し、新天地を模索することになった。

 アルゼンチン代表FWはそんな中、サミュエル・エトー氏がジュゼッペ・メアッツァで開催したインテグレーション・ヒーローズ・マッチに出場。インタビューに応じると、「まだどうするか分からない。自分にとって最善の選択をしなければならない。それが何よりも重要だ」と自身の現状について語った。

 ディバラをめぐっては、パレルモから自身を引き抜いた元ユーベ幹部のジュゼッペ・マロッタ氏や、チャリティーマッチにも参加している同胞のハビエル・サネッティ氏が幹部を務めるインテルが獲得に関心を示している。だが移籍話について問われたユーベFWは、「サネッティと話をしたかどうか? 僕は全員と話をした。だが今回のイベントの方が重要であり、イベントについてもっと話をして欲しい」と言葉を濁した。

 アルゼンチン代表FWには、同じくイベントに出席した元ローマのフランチェスコ・トッティ氏からも熱視線が注がれている。元イタリア代表FWはディバラのローマ移籍を後押ししたい構えだが、ディバラは「トッティは偉大であり、カルチョを愛するみんなにとってのアイドルだ。僕に対する愛情表現はうれしく思っている」と話すにとどめた。

 イベントでは、インテルのロッカールームへと足を踏み入れ、「インテルファンの心に火をつけた」ディバラ。観客席には、「パウロ、君を待っている」との横断幕も掲げられたが、果たしてアルゼンチン代表はどんな決断を下すのか、今後の動向は注目されるところだ。

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