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ディバラ、今季ホーム最終戦前にユベントスファンへ「明日が僕たちの最後の別れ」

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ユベントスFWパウロ・ディバラ

 ユベントスのFWパウロ・ディバラがクラブからの退団を発表した。

 2015年にパレルモからユベントスに加入したディバラ。2017年からは伝統の10番を着用する同選手は、これまで公式戦291試合に出場して115ゴールを記録して5度のセリエA優勝などに貢献した。

 そんなディバラとユベントスの現行契約が今夏に満了を迎える中、幾度となく契約延長に近づくと報じられてきたが、最終的に破談したことが判明。これにより、同選手は今シーズン終了後にフリーでアリアンツ・スタジアムから離れることが決定的となっていた。

 そして、16日のホーム最終戦ラツィオ戦を前にした15日、ディバラは自身のソーシャルメディアでユベントスからの退団を発表。「君たちに挨拶するための適切な言葉を見つけられない。とてもたくさんの月日ととてもたくさんの感情がある。僕たちはもっと一緒にいられると思っていたけど、運命は僕たちに別々の道を用意した」と綴り、思いを続けた。

「すべての試合、すべてのゴール、君たちが僕に経験させてくれたすべてのことを絶対に忘れない。君たちとともに僕は成長し、学び、夢を見てきた。誰も僕たちから絶対に奪うことのできない12個のトロフィーと115のゴール、魔法の7年間だった」

「厳しい時にも僕を応援してくれてありがとう。最初から最後まで何年間にもわたって僕と一緒だったファンやクラブのみんな、コーチやチームメイト、スタッフや首脳陣のみんなのおかげだ。キャプテンマークとともにこのユニフォームを着ることは僕のキャリアの中で最高の瞬間の1つで、いつの日か僕の子供たちや孫たちにも見せられることを願っている」

「明日は僕がこのユニフォームを着てプレーする最後に試合だ。想像できないけど、これが僕たちの最後の別れになる。簡単にはできないと思うけど、君たちにすべてを捧げてきたということを考えながら僕は笑顔で、顔を上げてピッチに立つことになる」

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