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モウリーニョが「我々のチャンピオンズリーグ」であるECL決勝へ燃える…ファーガソンとの逸話も

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ECL決勝へ意気込むジョゼ・モウリーニョ監督

 ローマジョゼ・モウリーニョ監督は、UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)決勝に向けてコメントした。

 今季からローマを指揮するモウリーニョ監督。序盤こそなかなかかみ合わなかったチームも徐々に新指揮官の下で機能し、新設されたECLでは決勝進出を決めた。そして25日、フェイエノールトと初代王者の栄冠を懸けて対戦する。

 自身にとって5度目の欧州カップ戦制覇を目指すモウリーニョ監督は、『UEFA.com』で決勝戦に向けて「カンファレンスリーグは我々のチャンピオンズリーグだ。これが我々の今いるレベルであり、我々が戦っている大会だ。このクラブは長い間このような舞台にたどり着けなかった」と話し、意気込みを続けた。

「ファイナルは50-50だが、我々は51-49にするためにベストを尽くす。試合前ではなく、試合中にそうしなければいけない。数か月間にわたった決勝進出に導いた取り組みが土台になっている。明日は選手たちの日だ。我々は彼らに少し手を貸すためだけにスタジアムにいる」

「(クラブ史上初の欧州カップ戦制覇ということを)我々は忘れなければいけない。私としては、ファイナルを自身のプレッシャーや緊張感、責任感をもたらす一人一人の試合として捉える必要があると思う。我々はファイナルと対戦相手についてだけ考える必要があり、ローマの歴史やこの街、クラブ、その他のことについては考えるべきではない」

 さらに、モウリーニョ監督はフットボールに対する自身の情熱についても語った。

「(2013年チャンピオンズリーグラウンド16の)マンチェスター・ユナイテッド対レアル・マドリーの前、アレックス・ファーガソンが私を、後に私の部屋になった彼のオフィスに招いてくれた。そこで私は『情熱は年とともに変化するのか?』と彼に尋ねた。彼は『そんなこと忘れてしまえ。何も変わらない。本当の最後の日まで同じままだ』と言っていたよ」

「これが59歳ということを、私自身が信じられないと言い続けている理由だ。ヘッドコーチとして21年や22年ものキャリアがあることをいまだに信じられない。私がいつ辞めるかを君たちに伝えることもできない。なぜなら、私自身の引退を想像できないからだ。情熱は変わっていない」

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