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イブラヒモビッチが左膝手術で全治約8か月…ミラン「以前から計画されていた」

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FWズラタン・イブラヒモビッチが左膝を手術

 ミランは25日、FWズラタン・イブラヒモビッチが左膝の手術を受けたことを発表した。離脱期間は7~8か月の見通しとなっている。

 現在40歳のイブラヒモビッチは、2019-20シーズン途中に古巣ミランへ復帰。今季セリエAでは23試合の出場で8ゴール3アシストを記録し、ミランの11年ぶりとなるスクデット獲得に貢献した。

 クラブは公式サイト上で次のような声明を出している。

「ミランは、ズラタン・イブラヒモビッチがリヨンのジャン・メルモズ病院にて、ベルトラン・ソネリー・コッテ博士とクラブのメディカル・ディレクター、ステファノ・マッツォーニが同席して左膝の手術を受けたことを発表した」

「関節鏡手術は前十字靭帯の再建、側面の補強、半月板の修復を行い、関節の不安定さを解消するために以前から計画されていたものである」

「手術は完全に成功し、予後は7か月から8か月と推定される」

 ミランとの現行契約が今夏で満了を迎える中、少なくとも今年いっぱいは欠場する見込みとなった。

 イギリス『スカイ・スポーツ』によると、イブラヒモビッチは以前、残りのキャリアをミランで過ごしたいと語っていたという。

「できる限り長くプレーしたい。そのアドレナリンがある限り、俺は戦い続けるよ」

「ここでミランに圧力をかけて延長してもらおうじゃないか。俺は生涯ミランにとどまりたいと思っている。まだ達成できる目標があるし、スクデットをもう1度獲得したい」

 また、引退後に何が起こるか分からないという不安から「やめるのはちょっと怖い。これからだが、悔いのないようにプレーを続けたいと思う」とも話していた。

 今回の手術はイブラヒモビッチの将来にどのような影響を及ぼすのか。その去就が注目される。

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