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バルサ、マンUやパリSG狙うフレンキー・デ・ヨングの売却望むも…選手本人は残留を希望か

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バルセロナMFフレンキー・デ・ヨング

 MFフレンキー・デ・ヨングの周囲が騒がしくなっている。バルセロナは売却を望みながらも、選手本人は残留を希望しているとのことだ。スペイン『マルカ』が報じた。

 財政難に陥るバルセロナは、バイエルンFWロベルト・レバンドフスキの獲得をはじめとした今夏の補強を実現するべく、F・デ・ヨングの売却収入に希望を見出しているという。オランダ代表MFに対してはかつてアヤックスで同選手を指導したエリック・テン・ハグ監督のマンチェスター・ユナイテッドやパリSGなどが興味を示しており、バルセロナは移籍金として8000万ユーロが手にすることを期待しているとのことだ。

 しかしながらF・デ・ヨング本人はバルセロナへの愛着や、チャンピオンズリーグ出場を希望していることで、退団は望んでいない様子。実際的に、同選手は先にSNSを通じて、次のようなメッセージを記していた。

「今季は僕たちにとって失望のシーズンとなった。当初設定していた目標には届かなかったわけだしね。だけど僕から、熱狂的に応援してくれた人々に対して感謝をさせてもらいたい。来季、より良いシーズンを過ごすために努力をしていくよ。クレ(バルセロナファン)になれて、僕は誇らしいんだ」

 その一方でシャビ・エルナンデス監督は、先にシドニーで行われた親善試合で「私たちの鍵を握る選手だ。しかし、すべては財政状況に依存する。何が起きるか見てみよう」と、F・デ・ヨングが重要な戦力であることを強調しながらも、クラブの判断次第で放出の可能性があることを認めている。

 2019年夏に移籍金7500万ユーロでアヤックスからバルセロナに加わったF・デ・ヨング。果たして、来季はどこでプレーしているのだろうか。

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