アーセナルは13日、サンパウロからFWマルキーニョス(19)を完全移籍で獲得したことを発表した。なお、契約期間の詳細などは知らされておらず、クラブは“長期契約”と伝えている。

　ブラジルの年代別代表にも選ばれた経歴を持つマルキーニョスは、サンパウロの下部組織で育ち、昨年7月にトップチームに昇格。公式戦33試合に出場し、カンペオナート・パウリスタ制覇に貢献した。今季はここまで17試合に出場。3ゴール1アシストを記録している。

『ESPN』の報道による移籍金は350万ユーロ(約4億9000万円)。アーセナルは即戦力としてではなく、将来の有望株としてマルキーニョスを見ているようで、加入後はローンで他クラブに出される可能性が高いようだ。

　クラブのテクニカルディレクターを務めるエドゥ氏は、「19歳とまだ若いので、将来が楽しみな選手だ。マルキーニョスはプレシーズンに参加し、その後、彼の新しいホームを築き、共に成長し続けることを楽しみにしている」とマルキーニョスの加入を喜んでいる。

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