チェルシーに所属するベルギー代表FWロメル・ルカク(29)の古巣インテルへの期限付き移籍が正式決定した。29日に両クラブが公式サイトで発表。契約期間は2022-23シーズンの1年間となり、背番号は「90」に決まっている。

　ルカクは16歳だった2009年に母国アンデルレヒトでプロデビューを飾った後、チェルシー、WBA、エバートン、マンチェスター・ユナイテッドとプレミアリーグの複数クラブでプレーした。2019年夏にユナイテッドからインテルに完全移籍すると、2年間で公式戦95試合64得点とゴールを量産。2020-21シーズンのセリエA優勝に貢献するとともに、自身はMVPに輝いた。

　昨年8月にはチェルシー史上最高額となる9750万ポンド(約162億円)で古巣復帰を果たしたが、2021-22シーズンはプレミアリーグ26試合8ゴールと真価を発揮できず。ここ数日間、レンタルでのインテル入りが間近と報じられていた。

　イギリス『BBC』によると、レンタル料は690万ポンド(約11億円)+ボーナスとなる模様。ルカクは再加入にあたり、「ここに戻ってくることができて嬉しい。ファンのみんなやチームメイトを再び幸せにできるよう、日々全力を尽くしたい」と意気込みを語った。

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