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鎌田大地らは残留が濃厚に?フランクフルト監査役員会、強化担当に“売却免除”を伝えた模様

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MF鎌田大地は残留濃厚か

 日本代表MF鎌田大地らが今夏フランクフルトから移籍する可能性は低くなりつつあるようだ。ドイツ紙『ビルト』が報じている。

 フランクフルトの主力メンバーでは、鎌田やフィリップ・コスティッチ、エバン・ヌディカの3人は契約が2023年まで。そのため、強化担当のマルクス・クレシェ役員は以前、「延長しなければ、自動的に売らざるを得ない状況になる。誰か選手が退団する可能性は十分にある」と語り、一定の移籍金を得られる今夏の移籍市場での売却が濃厚と報じられていた。

 しかし最近ではクレシェ役員は鎌田との契約延長の可能性などを示唆していたクラブだが、内部では3人の残留を求める声も挙がっていた模様。そして、『ビルト』が新たに報じたところ、クラブの監査役員会はクレシェ役員に対し、3人の売却を免除する決断を伝えたという。同紙はさらにクレシェ役員の次のようなコメントを紹介した。

「我々は営利事業ではあるが、最大の目標は競技での成功。アイントラハトにとって、欠かせない要素だ。我々は試合に勝ちたいし、成功をつかみたい。私にとっても、何より重要なのは可能な限りのベストメンバーがピッチに立つことだ」

 フランクフルトはUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場が決定の新シーズンに向けて昨季レンタルの2選手の買い取りオプションを行使するに加え、8人の新戦力を獲得。2800万ユーロを補強に投じた一方で、選手の売却により受け取った移籍金は約500万ユーロと見られる。そんな中、監査役員はグループステージだけで1600万ユーロを得られる欧州CL出場を考慮し、“競技での成功”を優先する判断に至ったようだ。

 なおフランクフルトは3人それぞれに契約延長を求めるかについては明らかになっていない。

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