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鎌田大地のプレーに地元紙驚嘆!「誰よりも強い輝きを放った」「ベンチ?絶対にない」

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MF鎌田大地

 フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地は、プレシーズンで絶好調のようだ。地元紙『フランクフルター・ルンドシャウ』は、「信じられないほどのフォーム」と絶賛した。

 UEFAチャンピオンズリーグ出場が決まった新シーズンに向けて、元ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェやアルゼンチン代表での出場歴を持つFWルーカス・アラリオなど、数々の新戦力を迎えたフランクフルト。一方で、ゲッツェの加入で今夏の移籍が濃厚と伝えられた鎌田に関しては、強化担当のマルクス・クレシェ役員が先日、選手側と契約延長について話し合っていることを示唆し、ここに来て残留の可能性が高まりつつある。

 そして、6月の代表活動によりクラブでのプレシーズンに遅れて合流した鎌田自身は、新シーズンに向けて集中している様子。オーストリアでのプレシーズンキャンプを取材する『フランクフルター・ルンドシャウ』は、そんな彼の姿を受けて次のように伝えた。

「もちろん多くの人々はゲッツェの加入がダイチ・カマダにどう影響するのかに注目している。彼はベンチに座らせられるのか? 彼は去るのだろうか? 数週間後にはすでに26歳の誕生日を迎える日本人だが、そういった迷いはないようだ。プレーメーカーは信じられないほどのプレシーズン・フォームをもって夏のオフから戻って来た」

「ニッポンからやって来たエレガントな男は小サイズのピッチでのゲームで、極めて狭いスペースで輝きを放ち、フェイントを仕掛ければ、魔法のようなパスやスルーボール、フィニッシュを披露。それにデュエルでも堅いプレーを見せた」

 記者の絶賛は止まらず。以下のようにも記している。

「カマダは誰よりも輝き、トレーニンググランドを訪れ、驚きを覚えている観客たちはまるで威厳に打たれた様子で彼のことを見ていた。日本代表はゲッツェに限らず、ほかの誰よりも強い輝きを放った。カマダをベンチに座らせる? このフォームだと絶対に考えられない。カマダは去るのか? それは様子を見なければいけない。ただ、心の中ではほかの場所を求めているのなら、これほどギアを上げるはずはない」

 一方、記者は結論として「確実に残るとは言い切れない。アジア人が憧れ、温かく迎えられるイングランドに赴く可能性だってあり得る」とも指摘。「もしかしたら契約を延長するかもしれないし、(延長せずに)1年残るかもしれない」とあらゆるシナリオを覚悟しているようだ。

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