アトレティコ・マドリーのエンリケ・セレーゾ会長が、マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド獲得の可能性を否定した。スポーツ専門放送局『ユーロ・スポーツ』が伝えている。

　C・ロナウドは今夏にUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)に出場するチームへの移籍を望んでいるとみられ、新天地候補の1つとしてアトレティコの名前も報じられていた。

　だが、セレーゾ会長はアトレティコ移籍の噂に関する報道は「でっち上げ」だとラジオ番組『エル・パルティダッソ・デ・コペ』で述べている。

「C・ロナウドがアトレティコ・マドリーに移籍するという話は、誰がでっち上げたのか分からない。それは明らかに真実ではない」

「彼がアトレティコ・マドリーに来ることは事実上不可能だ」

　C・ロナウドを巡っては、チェルシーが獲得に興味を示していたが、移籍市場の早い段階で関心を打ち切った。また、FWロベルト・レバンドフスキのバルセロナ移籍に伴い、バイエルンも移籍先の候補として浮上したものの、正式なオファーはない。

　今週にはC・ロナウドが代理人のホルヘ・メンデス氏と共に、ユナイテッドと話し合いをするためイギリスに戻ったことが伝えられている。

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