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「お前はとんでもない選手だ」アヤックス指揮官、マンU移籍のアントニーに不快感

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FWアントニーの発言にアヤックス指揮官が不快感

 アヤックスのアルフレッド・スロイデル監督は、退団希望を公にしていたFWアントニーの言動を不快に感じたようだ。

 今夏の移籍市場でその去就が注目を集めたアントニー。2020年から在籍するアヤックスで大活躍を見せてブラジル代表にも選出される同選手には、今夏の移籍市場でマンチェスター・ユナイテッドからの強い関心が報じられていた。

 アヤックス側はユナイテッドのオファーを複数回拒否していたが、先日には移籍金8900万ポンドでの移籍が成立。ブラジル代表FWは、恩師エリック・テン・ハフ監督が指揮するクラブでプレーすることが決まっている。

 しかし移籍成立前、アントニーは移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏のインタビューで「クラブとの話し合いで以前から退団の意思があることを伝えた。今回は相当な額のオファーがあったからね。でも、アヤックスは僕の代役を決めるのに5日間しか猶予がないと言って断った。アヤックスに放出しろと言っているのではなく、エールディビジ歴代最高額で売ってくれと言っているんだ。安心してチームを再建できるように、2月からこのテーマについて主張してきたんだよ」と明かしており、この発言は大きな話題となっていた。

 だが、この発言にスロイデル監督は怒りを感じていたようだ。オランダ『Ziggo Sport』に対して、ブラジル代表FWへの不満をあらわにした。

「アントニーの言動はおかしいと思う。このようなことが起きたなんて残念だ。私個人としては悪いことだと思うし、腹が立っている。これはコーチ陣を苛立たせるものだ。そして私はこう考えている。『お前はとんでもない選手だ』とね」

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