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カルバーリョが超劇的逆転弾! リバプールはニューカッスルとの接戦制し、今季2勝目…暫定で5位に浮上

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途中出場のMFファビオ・カルバーリョが大仕事

[8.31 PL第5節 リバプール 2-1 ニューカッスル]

 プレミアリーグは8月31日、各地で第5節を開催した。アンフィールドで行われた12位リバプールvs10位ニューカッスルの試合は、2-1でリバプールが勝利。今季苦戦を強いられているなか、2勝目を手にした。リバプールは暫定で5位に浮上している。

 前節・ボーンマス戦で今季初勝利を挙げたリバプールと4試合無敗も開幕戦から勝利が遠ざかっているニューカッスルの一戦。試合は立ち上がりからリバプールがボールを握るも、ゴールが遠い。すると、アウェーのニューカッスルが先にスコアを動かした。

 前半38分、右サイドから攻撃を組み立てると、ペナルティーエリア内でMFショーン・ロングスタッフのスルーパスに抜け出したFWアレクサンデル・イサクがリバプールGKアリソン・ベッカーのプレッシャーを物ともせず、ゴール左上に豪快に突き刺して先制。イサクはソシエダから加入後、初出場で初ゴールとなった。

 ニューカッスルは押し込まれながらも、先取した1点を守り抜き前半を終える。迎えた後半は、なおもリバプールペース。ホームチームは前半と変わらず、ボールを握りニューカッスルゴールに攻め立てると、後半16分にそれらが実を結ぶ。

 リバプールは最終ラインから縦パスが2本入ると、一気にゴール前へ。最後は、ボックス内右からFWモハメド・サラーがマイナス方向に出したパスをFWロベルト・フィルミーノが丁寧に流し込んで完結した。

 試合を振り出しに戻したリバプール。しかし、次の1点が奪えないでいると、時間だけが過ぎていく。時計の針が後半45分を回り、提示されたアディショナルタイムは5分。ただ、このたアディショナルタイムにドラマが待っていた。

 試合は後半アディショナルタイムの5分間が経過するも、なかなか終わらない。リバプールの猛攻を受けながら、主審の笛を待つニューカッスル。すると後半たアディショナルタイム8分、リバプールは右サイドでコーナーキックを得ると、ラストチャンスに懸けるようにボールを蹴り込む。ゴール前が混戦状態となると、ニューカッスルが大きくクリアをできず、ボールは途中出場のリバプールMFファビオ・カルバーリョの元へ。豪快にボレー弾を叩き込み、土壇場での逆転に成功した。

 その後タイムアップを迎えた試合は、2-1でリバプールが勝利。接戦をものにし、今季2勝目を手にした。ニューカッスルは初黒星となっている。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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