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奥川雅也ら“違いを生み出せるプレーヤーたち“の残留に安堵…ビーレフェルトSD「残ってくれたことに大満足」

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FW奥川雅也

 先月にはブンデスリーガ1部アウクスブルク行き報道が浮上も2部ビーレフェルト残留が決定。サミル・アラビSD(スポーツディレクター)は、奥川雅也らが今後も同クラブでプレーすることに安堵のため息を漏らした。

 奥川は昨季リーグ戦8得点をマークしチーム内得点王に輝くも、ビーレフェルトは17位で2部へ自動降格。今夏のマーケット終盤にはアウクスルブルクがレンタル獲得に乗りしたとの報道が浮上すると、ビーレフェルトはドイツ誌『キッカー』で同選手のレンタルでの放出を否定。そして2日に移籍市場が閉幕を迎えた。

 地元メディアの記者は第7節ダルムシュタット戦に向けた会見で結局実現しなかった奥川やロビン・ハックを巡る移籍話について質問。「2人は実際、どれほど退団に近かづいていたのか。そして、移籍金を得る必要はなかったのか」と問うと、アラビSDは「夏にはパトリック・ビマーを放出したことを忘れてはいけない。得た金額をすべて数えたら、これほどの移籍金をビーレフェルトが歴史上これまで手にしたことあるのか、私は知らないよ」と返し、こう続けた。

「(ダニエル・シェルニング)監督も、ロビン・ハックやマサヤ・オクガワが今後もうちのスカッドにいることを喜んでいるだろう。ここ数試合のように実力を発揮すれば、必ず2部でも違いを生み出せるプレーヤーたちだ。なので、今夏に得た移籍金には満足しているし、2人が残ってくれたことには大満足している」

 なお開幕4連敗と低調なスタートを切り、すでにウリ・フォルテ監督を解任したビーレフェルトだが、新監督の下では1勝1分けと復調。奥川とハックは、これまでのリーグ戦で2ゴールずつ記録している。

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