beacon

「サッカーは変わったんだ」マティッチ、古巣OBキーン氏の発言に反発

このエントリーをはてなブックマークに追加

ローマMFネマニャ・マティッチ

 ローマMFネマニャ・マティッチは、マンチェスター・ユナイテッドOBのロイ・キーン氏からの批判にうんざりしているようだ。

 今夏にフリーでローマに加入するまで、マンチェスター・Uで5シーズンを過ごしたマティッチ。しかし在籍した間プレミアリーグのタイトルは獲得できず、チームの低迷にクラブOBは厳しい言葉を何度も送っていた。

 そして昨シーズン中の4月にマティッチが今夏の退団を発表した際、キーン氏はシーズン終了までの同選手の献身性に疑問を呈していた。さらに「マンチェスター・Uはいつまでも僕の心の中に」という発言に対し、過去にチェルシーに在籍したことなどを指摘しつつ、苦言を残している。

 これに対し、マティッチはイギリス『ザ・タイムズ』で反発。「彼の功績はリスペクトしているけど、フットボールが変わったことを理解する必要があるね。僕はチェルシーでもプレーしていたんだ。彼らのことが嫌いだなんて言えるわけがない」とし、以下のように続けた。

「彼のピッチでの振る舞いの70%が、今ではレッドカードに相当する。世界中のカメラが集まる場所でパンチをするなんてことはできないね。でも、彼はいつだって僕に対して素晴らしかったよ。だから公の場での発言を気にしたりはしていない。自分のキャリアでの功績はわかっているし、僕はとてもハッピーだ」

 また、マティッチは元チームメイトのハリー・マグワイアに対するソーシャルメディア上での非難についても苦言を呈した。

「みんなが彼に対していやっていることは、悲惨だ。すべてのことには限界がある。それに一部の人たちは実世界に存在せず、ソーシャルメディア上で他人に関する悪口を書いているだけだ」

●プレミアリーグ2022-23特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP