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C・ロナウドの出場なしをマンU指揮官が説明…OBが反応「無礼な態度」「言い分はわかる」

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マンチェスター・ユナイテッドFWクリスティアーノ・ロナウド

 マンチェスター・ユナイテッドのFWクリスティアーノ・ロナウド起用法について、現地メディアで大きな話題となっている。

 2日に行われたプレミアリーグ第9節で、マンチェスター・シティとのダービーに臨んだマンチェスター・U。しかし、前半から圧倒され4失点を喫して前半を折り返すと、結局アーリング・ハーランドとフィル・フォーデンの2人にハットトリックを許すことに。後半に3点を奪い返したが、3-6と大敗を喫している。

 そしてこの試合で注目を集めたのが、C・ロナウドの起用法。エリック・テン・ハーグ監督は1トップにマーカス・ラッシュフォードを採用し、ポルトガル代表FWはベンチスタートに。そして59分、指揮官がラッシュフォードとの交代で選択したのはアントニー・マルシャルであり、C・ロナウドは90分間をベンチで見守っている。

 試合後、テン・ハーグ監督はC・ロナウドを起用しなかった理由について「彼の偉大なキャリアに敬意を表して起用しなかった。それにマルシャルを起用できる利点もあった」と説明。『スカイスポーツ』は「0-4で負けている時点で起用することで、C・ロナウドを侮辱したくなかった」と推測している。

 だが、マンチェスター・UのOBロイ・キーン氏は反論。『スカイスポーツ』で「ユナイテッドはロナウドに対して無礼だと思う。移籍市場閉幕の前に退団を許可するべきだった」とし、以下のように続けている。

「監督は彼を引き止めた。確かに、オプションがほしいと言ってね。だが、ベンチに座らせるためにロナウドを保持することはない。彼は史上最高の選手の1人だ。(夏に移籍する)選択肢もあった。それがなかったというのはふざけた話だね。4つか5つの選択肢があったよ」

「大きな流れとして、(テン・ハーグ監督は)ロナウドとプレーする気はない。シーズンが進むに連れてひどくなる一方だ。ユナイテッドはロナウドに無礼な態度しかとっていない」

 一方で、同じくOBのガリー・ネビル氏は「正直に言って(テン・ハーグ監督の)言い分はわかる。0-4や1-6でロナウドを投入するのは侮辱に等しかっただろう。テン・ハーグはその意図を正しく伝えられなかったかもしれないし、多分言うべきではなかったと思う。だけど、彼の正直さは好きだよ」と自身のSNSに綴っている。

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