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イタリアの古豪が日本代表FW浅野拓磨に熱視線?来年1月の移籍市場で獲得を検討か

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ボーフムFW浅野拓磨

 イタリアの古豪ジェノアボーフムに所属する日本代表FW浅野拓磨に熱視線を送っていると、地元メディア『Primocanale』が3日、伝えている。

 昨夏にボーフムに加入すると、昨シーズンは公式戦31試合に出場し、3ゴール4アシストの成績を収めた浅野。ワールドカップ(W杯)イヤーの今シーズンは、開幕から公式戦7試合に先発していたが、先月10日のシャルケ戦で右膝内側側副靭帯断裂を負い、数週間の離脱を余儀なくされている。

 そんな中、日本代表FWに、日本人男子選手不在のイタリアから熱視線が注がれている。ジェノバの地元紙は、「ジェノアが日本人選手のアサノに目を向けている」との見出しで伝えている。「移籍市場は1カ月以上前に終了したが、交渉が止まることはない」と指摘。「ジェノアは攻撃陣の新たな補強を狙っているとみられる。そのターゲットは、ブンデスリーガでプレーするボーフムの1994年生まれの日本人ウィンガー、タクマ・アサノだ」と綴った。

 地元メディアは、浅野が現在、右膝の負傷により離脱中であることに触れつつ、ドイツのクラブとの契約が2024年に満了を迎えることに注目。契約期限までまもなく1年半となることから、「冬の移籍市場における新たな補強となり得るだろう」との見解を示した。だが「現時点において可能性でしかない」とも付け加えている。

 なお、ジェノアは1893年創設の古豪。1994-95シーズンにFW三浦知良が日本人として初めてプレーしたセリエAのクラブとしても知られる。だが昨シーズン、日本代表DF吉田麻也が所属したライバルのサンプドリアなどとの残留争いに敗れ、今シーズンは15年ぶりにセリエBへと舞台を移した。現在は4勝2分1敗の成績で昇格プレーオフ圏内の4位につけており、果たして来年1月の移籍市場において、セリエA昇格のカギとなる補強が浅野となるのか、今後の動向は注目されるところだ。

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