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「ジャッジはシーズン終了後にされるべき」クロップが低調リバプールの巻き返しへ自信

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ユルゲン・クロップ監督

 リバプールユルゲン・クロップ監督は、低調な戦いを続けるチームの現状について言及した。

 今シーズンの序盤から調子の上がらないリバプール。プレミアリーグではノッティンガム・フォレスト、リーズ・ユナイテッドと下位チームにまさかの連敗を喫してここまでわずか4勝と9位に沈み、チャンピオンズリーグではグループステージ突破こそ確定させたものの、初戦でナポリに完敗を喫するなど、低調な戦いを続ける。

 これを受け、一部ではクロップ監督の解任論も浮上するなど、リバプールの現状には心配の声が上がっている。1日のナポリ戦を前にしたプレスカンファレンスでチームの衰退が始まったかと問われた同指揮官は、これを否定して持論を説いた。

「このことに関するジャッジはシーズンのもっと後か、おそらくシーズン終了後にされるべきだ。それから、このような質問をすればいい。起用できない選手もいることから、現時点でのチームをジャッジすることは100%フェアではない」

「我々は前線にトップクオリティがない。それに、試合数の量からいっても通常は選手を入れ替えるものだが、我々はそのようにできない。中盤も同様の状況で、離脱中や復帰したばかりの選手たちだ。とてもたくさんのエリアでこのような状況だ。我々はもっと自分たちから引き出せると期待している。選手たちもそうであり、私もそのように期待している」

 また、クロップ監督は現状のチーム状態を好転させられると自信をのぞかせた。

「ミスを防ぎ、良いことを続け、一歩ずつ進んでいかなくてはいけない。素早く修正できるものではない。しかし、我々は戦いを止めるわけにはいかない。私はまったくニュースに目を通してはいないが、すべてのものがおそらく私をジャッジするものになっているだろう」

「みんなが私を見て、私が疲れているようだと言うのだろう。しかし、私は疲れてなどいないし、言い訳するつもりもない。私の仕事は陽の光の下でトロフィーを獲得する瞬間にだけここにいることではない。私の仕事は本当にタフな瞬間があってもここにいることだ。私にあるすべて、いやそれ以上のものとともに私は私の仕事をする」

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