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アンチェロッティ、欠場続くベンゼマの代役ロドリゴについて…「彼の未来はウィングではなくセンターフォワードや9番の後方にある」

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カルロ・アンチェロッティ監督

 レアル・マドリーは7日にラ・リーガ第13節、敵地バジェカスでのラージョ戦に臨む。前日会見に出席したカルロ・アンチェロッティ監督は、アンドニ・イラオラ監督率いるチームへの警戒感を表している。

「ラージョはとても良いプレーを見せる。ホームではとても激しい。難しい一戦になるだろうし、最大限の自分たちを見せなくてはならないね」

 マドリーはこの試合も、FWカリム・ベンゼマは欠場。ワールドカップ直前、エースは負傷ではなくコンディション不良での欠場が続いている。

「カリムがプレーしないのは、プレーできないからだ。彼の欠場はヴィニシウス、ロドリゴ、バルベルデといった選手たちのクオリティーを爆発させることにつながっている。しかし、ワールドカップ後には彼が必要となるだろう」

 ベンゼマに代わり9番を務めているのはFWロドリゴ・ゴエスだが、アンチェロッティ監督はこのブラジル人FWが最終的にウィングではなく中央でプレーする選手になると考えているようだ。

「ロドリゴは素晴らしい成長曲線を描いている。その未来はウィングより、センターフォワードや9番の後方にあるはずだ。彼はそこでプレーする選手と見ている」

「ロドリゴとロナウド・ナザリオの比較? あのレベルまで到達するならばロドリゴの銅像をつくらないといけないね。ロナウドはマドリーで、現在のロドリゴが過ごすようなチームとしての良い時期に恵まれなかった」

 アンチェロッティ監督はまた、現役を引退するDFジェラール・ピケについても触れた。

「私が見てきた中でも強烈なセンターバックの一人だった。ここで止まることを決断したわけだが、誰から何かを言われるでもなく自分でそうするのは難しい。彼の人生にとって、大切な決断を自ら下したわけだよ」

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