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相手サポがアーセナルGKの背中をキック…一部始終を捉えた未公開映像を英メディア紹介

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相手サポーターに蹴られたGKアーロン・ラムズデール

 15日に行われたプレミアリーグ第20節のトッテナムアーセナルで、サポーターが選手の背中に蹴りを入れる愚行を起こした。

 中継映像でも捉えられた衝撃の瞬間について、イギリス『ザ・サン』が「ゴール裏からの未公開映像」を紹介している。

 トッテナムのホームで開催された白熱のノース・ロンドン・ダービーは、首位のアーセナルが2-0で勝利。試合後、好セーブで無失点に貢献したGKアーロン・ラムズデールがFWリシャルリソンと口論になり、スタッフに引き離されてゴール裏のスタンドに近づくと、柵を乗り越えてきたトッテナムサポーターと思われる男性に背中を思い切り蹴られた。

 新たに出回っているのは、ゴール裏の別のサポーターが撮ったとみられる映像だ。当該サポーターはアーセナル守護神に蹴りを入れた直後、スタッフにスタンドへと押し返されると、急ぎ足で上の方へ。巻いていたマフラーで顔を隠そうとしながら戻っていった。

 イギリス『ザ・サン』は当該サポーターを「愚か者」とし、「スカイ・スポーツがこの試合を中継し、そのカメラは不愉快なシーンのほとんどを捉えていたが、ゴール裏のファンによって撮影された新しい映像が公開され、事件の一部始終が完璧に映し出されていることが明らかになった」と伝えている。

 なお、トッテナム側は試合当日に声明を発表。「今日の試合終了後、アーセナルのGKアーロン・ラムズデールを攻撃しようとしたサポーターの行動に愕然としている。いかなる形の暴力も、フットボールには存在しない。クラブは映像を確認してサポーターを特定し、トッテナム・ホットスパー・スタジアムへの即時入場禁止を含む可能な限りの最善の措置を講じるため、ロンドン警視庁、アーセナル、アーロン・ラムズデールと協力していく」と表明している。


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