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謝罪受けるもご立腹のアルテタ監督「許されることではない」「勝ち点2を返してほしい」

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アーセナルミケル・アルテタ監督

 アーセナルミケル・アルテタ監督が“誤審”に対して苦言を呈している。

 11日に行われたプレミアリーグ第23節でブレントフォードと対戦したアーセナル。前半をスコアレスで折り返したものの、後半21分にMFレアンドロ・トロサールの得点で先制に成功する。しかし、同29分にFWイバン・トニーに同点弾を献上してしまった。

 だが、ここで誤審があった。ブレントフォードの同点ゴールをアシストしたMFクリスティアン・ノアゴールはオフサイドポジションにいたものの、直前の競り合いに気を取られ過ぎてVARはオフサイドチェックを失念。オフサイドとすべきシーンで得点を認める結果となった。

 審判員を統括するPGMOLは試合後、人為的ミスにより、誤った判定が起きたことを認めた。そして、アーセナルに謝罪もしたようだが、アルテタ監督はご立腹のようだ。

 ブレントフォード戦は1-1のドロー決着。オフサイドが認められていれば、勝ち点3を獲得していた可能性は高かっただろう。勝ち点1の上積みに終わったチームは、2位マンチェスター・Cに勝ち点3差に迫られてしまった。

「あれはヒューマンエラーではなく、自分の仕事を理解していなかっただけだ」と語った指揮官は「許されることではない。勝ち点2を失ってしまったので、リーグ戦のどこかでその2点を見つけなければならない」と続けている。

「(PGMOLからの)謝罪と説明には感謝している。彼らは本当にオープンだった。サッカー界の仲間たちからも多くの共感を得た。勝ち点2を返してもらえれば満足できるが、そうもいかないだろう」

 なお、アーセナルは15日に延期となっていたプレミア第12節でマンチェスター・Cとの直接対決に臨む。

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