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フライブルク堂安が発熱から無事復帰!! 板倉ボルシアMGとの“元同僚”日本人対決はドロー

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DF板倉滉とMF堂安律

[3.4 ブンデスリーガ第23節 ボルシアMG 0-0 フライブルク]

 ブンデスリーガは4日、第23節を行い、DF板倉滉所属のボルシアMGとMF堂安律所属のフライブルクの一戦は0-0で終わった。板倉はセンターバックの一角で先発フル出場。堂安は前節で体調不良のため途中交代しており、この日はベンチスタートとなったが、途中出場で無事に実戦復帰を果たした。

 2019年にオランダ・フローニンゲンでチームメートだった日本人両選手の激突。ウォーミングアップ前には二人が談笑する姿もスタジアムで見られた中、板倉は先発出場、堂安はベンチスタートで試合を迎えた。

 優勢を保ったのはホームのボルシアMG。まずは前半8分、ペナルティエリア右でボールを受けたFWマーカス・テュラムが左足で狙うも、GKマルク・フレッケンのファインセーブに阻まれる。同18分にもボルシアMGにチャンス。テュラムのスルーパスに抜け出したMFアラサン・プレアとの1対1にもフレッケンが立ちはだかった。

 なおも攻めるボルシアMGは前半37分にはMFヨナス・ホフマンの右CKにDFラミ・ベンセバイニが頭で合わせるも、ゴールマウスに向かったボールはフライブルクFWルーカス・ヘーラーがゴールカバーでヘディングクリア。なんとかフライブルクが均衡を守った形で0-0のままハーフタイムを迎えた。

 後半は一転、フライブルクに決定機。ロングフィードを主体に攻撃を組み立て、こぼれ球を積極的に拾うと、MFロランド・サライが立て続けにシュートを狙う。だが、GKトビアス・ジッペルがビッグセーブを見せるなど、ボルシアMGもゴールを割らせない。

 ボルシアMGは後半20分、テュラムがペナルティエリア左を攻め込み、鋭い切り返しでMFニコラス・ヘフラーをかわそうとした際に転倒し、主審はボルシアMGにPKを与えた。だが、ここでVARが介入。オンフィールドレビューで接触がなかったことが確認され、判定が覆され、ノーファウルとなった。

 フライブルクは後半33分、サライに代わって堂安を投入。その後は拮抗した展開が続く中、ボルシアMGは同42分、戻りながらのファウルでイエローカードを受けたベンセバイニが拍手で主審を煽ると、2枚目のイエローカードで退場処分を下された。

 直後、フライブルクはへフラーがドリブルでペナルティエリア左をえぐり、ゴール前に鋭いクロスを送り込み、ファーサイドにFWメルリン・ロールが飛び込んでいたが、間一髪で戻ったプレアがゴールラインに回避。数的不利のボルシアMGが最後の最後で失点を防ぎ、0-0の引き分けに終わった。

 ボルシアMGの公式インスタグラム(@borussia)によると、板倉と堂安は試合後にユニフォーム交換をしたようだ。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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