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不調のソシエダ、マジョルカとドローで公式戦5戦未勝利…古巣戦の久保建英は後半途中に出場

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ベンチスタートのMF久保建英は後半に途中出場

[3.12 ラ・リーガ第25節 マジョルカ 1-1 ソシエダ]

 ラ・リーガ第25節が12日に行われ、MF久保建英が所属する4位ソシエダは敵地で10位マジョルカと1-1で引き分けた。古巣対戦の久保はリーグ戦7試合ぶりにベンチスタート。後半36分に途中出場したが、得点には絡めなかった。

 公式戦4戦未勝利(2分2敗)で今節を迎えたソシエダ。直近のゲームとなる9日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16第1戦のローマ戦(●0-2)から、久保を含む4人の先発メンバーを入れ替えて臨んだ。

 4-3-1-2のトップ下でスタメン出場したMFダビド・シルバを中心に開始からゴールに迫ると、前半3分に早くも先制する。

 FWカルロス・フェルナンデスが右へのランニングで中央のスペースを空け、そこに入ったD・シルバがMFブライス・メンデスの縦パスを受けてペナルティエリア右に進入。複数人を相手にキープしたD・シルバからC・フェルナンデスがボールを引き取り、中央へ持ち出しながら左足でゴール右に決めた。

 ソシエダはリード後もボールを保持して相手を押し込んだが、前半は1-0で終了。一方、5バックで守る時間が続いたマジョルカは後半開始から4バックに変更すると、開始5分で同点に追い付く。

 GKプレドラグ・ライコビッチからのロングボールを途中出場FWアブドン・プラッツがフリックし、裏へ流れたボールにMFイ・ガンインが反応。韓国代表MFは競り合ったDFジョン・パチェコがバランスを崩した隙を逃さず、GKアレックス・レミロもかわして今季3ゴール目を挙げた。

 ソシエダは勝ち越しを目指す中、後半15分に右CKをDFロビン・ル・ノルマンがヘディングで叩き込むが、ファウルがあったとして得点は認められない。

 後半36分にはD・シルバを下げ、久保を投入する。これに伴って4-3-3に変更となり、久保は右ウイングに入った。

 しかし、ソシエダは逆にピンチが目立ち、後半45分にはMFミケル・メリノの一発退場で数的不利に陥る。結局そのまま1-1で終了のホイッスルが鳴った。

 ソシエダはリーグ戦2試合連続ドローで4戦未勝利(3分1敗)。公式戦では5試合勝ちなし(3分2敗)となった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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