フルハムのFWアレクサンダル・ミトロビッチに8試合の出場停止処分が科された。英『スカイスポーツ』が報じている。

　3月19日に開催されたFA杯準々決勝で、フルハムはマンチェスター・Uと対戦。1-0とリードして迎えた後半25分、カウンターの危機をFWウィリアンがブロックするも、ハンドは明らかであり、ここでVARが介入する。

　クリス・カバナー主審が映像をチェックしに向かうと、激高したマルコ・シウバ監督が判定に異議を唱えるが、すぐさまレッドカードが提示される。そして、ハンドが確認されてウィリアンにもレッドカードが提示されると、判定に猛抗議したミトロビッチにもレッドカードが出された。

　ミトロビッチには当初、3試合の出場停止処分を受けていたが、試合関係者への暴力行為で3試合、「不適切、虐待、侮辱、脅迫的」な言葉を使ったことで2試合の出場停止が加わった。さらに、7万5000ポンド(約1200万円)の罰金処分も科されている。

　今季のプレミアリーグで21試合11得点を記録するチーム得点王を長期間、失うこととなったフルハム。第29節ボーンマス戦で1試合の出場停止を消化しているものの、復帰は最短でも5月13日の第36節サウサンプトン戦となる。

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