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首位バルセロナ、F・トーレス技あり弾でアトレティコとの上位対決制す! 15歳FWの出場はお預け

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首位バルセロナがホームで勝利

[4.23 ラ・リーガ第30節 バルセロナ 1-0 A・マドリー]

 ラ・リーガ第30節が23日に行われ、首位バルセロナは本拠地カンプ・ノウで3位アトレティコ・マドリーに1-0で勝利した。リーグ戦3試合ぶりの白星をつかみ、7戦無敗(5勝2分)。2位レアル・マドリーとの11ポイント差をキープした。

 この日はカタルーニャ地方の伝統的な祝祭日「サン・ジョルディの日」。ホームのバルセロナは1stユニフォームではなく、カタルーニャの旗「セニェラ」をモチーフにした黄色と赤のユニフォームを着用した。

 注目の上位対決は、元バルセロナFWアントワーヌ・グリーズマンによる開始早々のクロスバー直撃のシュートで幕を開ける。その後は5-3-2のアトレティコに対し、バルセロナがボールを保持。相手の洗練された守備に苦戦する時間が続いたものの、前半44分に均衡を破った。

 アトレティコのディフェンスが整う前にDFロナルド・アラウホが裏へボールを送り、右サイドで収めたFWラフィーニャが中央へパス。FWフェラン・トーレスが受けると、左から追い越してきたFWロベルト・レバンドフスキにDFの注意が一瞬引き付けられる。F・トーレスは抜け目なく右足でゴール右に流し込み、今季リーグ戦4得点目を挙げた。

 バルセロナは後半になるとさらに攻撃のリズムが良くなり、追加点を狙ってゴールに迫る。対するアトレティコも攻守で献身的なプレーを見せるグリーズマンらを中心に反撃。徐々に試合はオープンな展開となっていく。

 バルセロナは後半16分にF・トーレスを下げ、負傷明けのMFペドリを投入。約2か月ぶりの公式戦復帰となった。

 2点目が欲しいバルセロナと追い付きたいアトレティコ。両チームとも多くの好機を作り出したが、後半はスコアが動かずに終了のホイッスルが鳴った。バルセロナにとってはリーグ戦3試合ぶりの勝利。アトレティコは1月8日の第16節バルセロナ戦(●0-1)以来、14戦ぶりの黒星を喫し、連勝が6で止まった。

 なお、バルセロナの新たな至宝として注目を集め、この試合でトップチーム初招集を果たした15歳FWラミン・ヤマルの出番はお預けとなっている。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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