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レアル指揮官「厳しい夜になった」「心を痛めている」守備崩壊でジローナに金星献上…逆転V遠のく

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ジローナに敗れたレアル・マドリー

[4.25 ラ・リーガ第31節 ジローナ 4-2 R・マドリー]

 ラ・リーガ2位のレアル・マドリーは25日、第31節で11位ジローナのホームに乗り込み、2-4で敗れた。公式戦4試合連続無失点で4連勝中だったが、5戦ぶりの黒星。26日にゲームを控える首位バルセロナとの差は「11」のままとなっている。

 FWカリム・ベンゼマやGKティボー・クルトワを欠くレアルは、前半12分にジローナのFWバレンティン・カステジャノスにヘディングを決められ、先制ゴールを献上。同24分にもロングボールからカステジャノスにゴール前へ持ち込まれ、追加点を奪われた。

 前半34分に左CKの流れからFWマルコ・アセンシオのクロスをFWビニシウス・ジュニオールが頭で押し込むが、1-2で迎えた後半1分にまたしても失点。カステジャノスにクロスを蹴り込まれ、ハットトリックを許した。

 さらに後半17分、ジローナの変化をつけた右CKからカステジャノスにヘッドで決められ、3点差となる。同40分にビニシウスの個人技からDFルーカス・バスケスの得点が生まれるも、2-4のまま終了となった。

 クラブ公式サイトによると、カルロ・アンチェロッティ監督は記者会見で「厳しい夜になった。こういう形で負ければ厳しい夜になる。我々の守備レベルは悪く、それが試合のカギになった。特に序盤ボールを持った状態では我々は良かった。その後、カウンターから2失点し、我々はチームとしてではなく、個々の力で逆転を狙った。個人レベルは非常に低く、最近の数試合で守備的にとても良かったが、今日はそれを忘れていた」とコメントしている。

 ラ・リーガ優勝は難しい状況となっているが、コパ・デル・レイで決勝、連覇が懸かるUEFAチャンピオンズリーグでは準決勝に進出しているレアル。指揮官は「我々は心を痛めているが、自分たちはカップ戦の決勝とチャンピオンズリーグ準決勝の時には良い状態になることは分かっている」とタイトル獲得に自信を示した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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