beacon

31歳で亡くなった父が背負った欠番をつけてプレー…英3部FWがハットリック「これ以上のフィニッシュはない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

左が父親のアダム、右がジェイ

 7日に行われたイングランド・リーグ1(3部相当)の最終節で、エクセター・シティに所属するFWジェイ・スタンスフィールドがハットトリックを記録。モアカムに3-2で競り勝った。

 現在20歳のジェイは、U-20イングランド代表にも選出される期待のFW。今季はフルハムから下部組織を過ごしたエクセターにレンタルで加入していた。

 もっともエクセターにとって、ジェイは特別な選手でもあった。父親のアダムも2006年からエクセターでプレー。しかし現役真っただ中の2010年に、大腸がんのために、31歳の若さでこの世を去った。アダムがつけていた背番号9は永久欠番になった。

 ただこの「9」という数字が、ドラマを生んでいる。9シーズン後の2020年からアカデミー出身の選手限定でつけることを復活させると、今季はジェイが背負うことに。そして今季最終戦で3得点を決め、今季を9得点で終えた。

 公式サイトでジェイは「すべてのファンにとって素晴らしい日になった。このシャツを誇りを持って着ることができて誇りに思う。これ以上のフィニッシュはない」と話している。
●プレミアリーグ2022-23特集
▶ついに準決勝!レアルvsシティの王者対決にミラノダービー『チャンピオンズリーグ』WOWOWで独占生放送&ライブ配信!

TOP