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ビニシウス退場で物議のVAR担当、次節割り当てが突如キャンセルに

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物議を醸したレッドカード

 スペインサッカー連盟(RFEF)は23日、FWビニシウス・ジュニオールの退場で物議を醸しているイグレシアス・ビジャヌエバ審判員が第36節の担当から外れることを発表した。

 ビジャヌエバ氏は21日のバレンシア対レアル・マドリーでVARを担当。同氏はビニシウスがMFウーゴ・ドゥーロの顔を叩いたとして主審に一発退場のレビューを勧め、最終的にビニシウスは退場処分となった。しかし、映像ではドゥーロが先にビニシウスの首付近を押さえていた様子が映っており、R・マドリー側は「偏って不公平な判定」と批判。スペイン紙『マルカ』などはスペイン審判技術委員会が誤審と捉えていることを伝えている。

 RFEFは22日にベティス対ヘタフェの審判団を発表し、イグレシアス・ビジャヌエバ氏をVAR担当としていた。しかしバレンシア戦の退場を導いたVAR介入を問題視してか、試合前日に割り当ての変更を発表。ビジャヌエバ氏ではなくセサル・ソト・グラード氏がVARを担当すると伝えた。また25日のオサスナ対ビルバオでAVARを担当する予定だったが、この割り当てもキャンセルされたことが発表されている。

 現地複数紙はビジャヌエバ氏が今季限りでラ・リーガのVAR担当契約を終了するとも報じている。しかし、ビニシウスへの判定が影響したとする報道に加えて、もともとの決定事項とする報道もあるなど、情報が錯綜している。

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