バイエルンがマンチェスター・シティのイングランド代表DFカイル・ウォーカー獲得に向けて交渉を進めているようだ。『スカイスポーツ』ドイツ版が報じた。

　33歳のウォーカーはマンチェスター・Cとの契約を1年残しているものの、バイエルンのトーマス・トゥヘル監督が、ウォーカーに移籍を説得しているという。

　10日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ決勝インテル戦で、ジョゼップ・グアルディオラ監督はウォーカーをベンチスタートさせ、DFマヌエル・アカンジを先発起用していた。また、以前、グアルディオラ監督はディフェンスから中盤へと移るチームのシステムに、ウォーカーが適応できていないと述べていた。

「彼には無理だ。彼は常に速く、60歳になっても速い選手だろうが、インサイドでプレーするためには教育された動きが必要で、彼はその特長をすべて備えているわけではない」

　17年にトッテナムから5000万ポンドでマンチェスター・Cに加入したウォーカーは、プレミアリーグ優勝を5回、FA杯優勝を2回、カラバオ杯優勝を4回、そしてチャンピオンズリーグ優勝を1回経験している。今夏、果たしてドイツへと渡ることはあるのだろうか。

---

●プレミアリーグ2022-23特集
●ブンデスリーガ2022-23特集