beacon

マテウ・ラオス主審のラ・リーガ勇退が正式決定…新シーズンの審判リストで明らかに

このエントリーをはてなブックマークに追加

アントニオ・マテウ・ラオス主審が勇退

 スペイン連盟(RFEF)は26日、2023-24シーズンのラ・リーガ担当審判員を発表した。カタールW杯で主審を務めたアントニオ・マテウ・ラオス氏が正式に担当外になることが明らかとなった。

 マテウ・ラオス氏はラ・リーガで287試合の主審を務め、カードを乱発するシーンなどでスペインのみならず日本を含む世界中で有名に。それでも近年はラ・リーガの平均を下回る1試合平均カード数など安定したレフェリングを見せ、20-21シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝を吹くなどビッグマッチも多く担当した。昨シーズン途中には勇退することが現地メディアで報じられ、最終節・マジョルカ対ラージョでは両チームからガード・オブ・オナーを受けて話題になっている。今回の発表で正式に勇退することが決定した。

 また、スペインを代表する主審として欧州CLなどを担当したカルロス・デル・セロ・グランデ氏もラ・リーガ主審を勇退することが決定した。同氏はVARとして新シーズンも審判員を務めるという。併せてバレンティン・ピサロ・ゴメス氏も主審からVAR専門に役割が変わることが発表されている。

 主審3名の勇退により3名がラ・リーガ主審担当へ昇格することも決定。28歳のビクトル・ガルシア・ベルドゥーラ氏などが新たにスペイン最高峰リーグの主審に仲間入りしている。

●ラ・リーガ2022-23特集

TOP