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新生セルティックでは前田大然がキーパーソン? ハットトリックに新指揮官も絶賛「類まれなパフォーマンス」

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FW前田大然がハットトリックを達成

[7.19 国際親善試合 横浜FM 6-4 セルティック 日産ス]

 セルティックブレンダン・ロジャーズ新監督体制となって初めてサポーターの前で行った試合となった。4-6で敗れたものの、日本人組ではFW前田大然がハットトリックを記録。ロジャーズ監督は「良いゴールもあった。大然は類まれなパフォーマンスを見せた。運動量も多かった」と語った。

 国内3冠を果たしたセルティックが17年ぶりの日本ツアーを行い、19日初戦の横浜F・マリノス戦に臨んだ。日本人組もDF小林友希、MF岩田智輝、FW古橋亨梧、FW前田大然、FW旗手怜央と勢揃い。先発メンバーには小林、岩田、前田、旗手が名を連ねた。

 合計10発の激しい打ち合いで、セルティック側をけん引したのは前田だった。前半4分に先制を許したものの、同6分、21分と前田がゴールを決める。23分に同点を許すが、42分には前田がハットトリック達成の勝ち越しゴール。前半を3-2で折り返した。

 小林は後半16分に負傷交代。残る岩田、前田、旗手は同23分にピッチを下がった。そのタイミングで古橋が投入される。昨シーズンのリーグMVP&得点王はそのまま最後までプレーをした。チームはその後、逆転を許して4-6で敗れたが、指揮官は「きょう勝つという結果は、優先順位は高くない」と語る。新シーズンへの新たな取り組みに意欲をのぞかせた。

 日本人5人の印象を聞かれると、ロジャーズ監督は「姿勢もいいし、エネルギーにも満ち溢れている。オン、オフピッチでもいい態度で謙虚、ハードワークをして、良い雰囲気を持っている。振る舞いがファーストクラス」と高評価を口にした。そこでもやはり名指しは前田。「大然は非常にすばらしい働き。あと1点決められたのでは」と絶賛。前田は自身のハットトリックで大アピールに成功したようだ。

(取材・文 石川祐介)
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