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マンチェスター・Cが国立に登場!! ハーランドら欧州最強軍団に3900人のファン大歓声

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練習中にじゃれ合うMFカルビン・フィリップスとFWアーリング・ハーランド

 マンチェスター・シティは22日、国立競技場でJリーグワールドチャレンジの横浜F・マリノス戦の前日練習を行った。冒頭15分間のみが報道陣に公開され、選手たちはボール回しなどの軽いウォーミングアップを実施した。

 新加入のMFマテオ・コバチッチも全体練習に加わり、デビュー戦に向けて準備を進めている様子。スタンドには約3900人のファンが集まり、FWアーリング・ハーランド、DFルベン・ディアス、MFベルナルド・シウバらスター選手の一挙一動を歓声を上げながら見つめていた。

 昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝で負傷し、横浜FM戦は出場回避予定のMFケビン・デ・ブライネもピッチに姿を見せ、エアロバイクで調整していた。

 練習に先立って行われた前日会見にはジョゼップ・グアルディオラ監督が出席。昨季はプレミアリーグ、FAカップ、UEFAチャンピオンズリーグの“トレブル”(3冠)を成し遂げた圧巻のシーズンを過ごしており、指揮官は「昨季のことを完全に忘れろとは言いたくない。達成したことは変わりない」と新シーズンに挑む姿勢を強調した。

 その一方、シーズンを展望するには「まだ時期尚早だ」と指摘。「まだ3回しかトレーニングをしていない。ここから長い道のりだ」と述べつつ、「もう一度ステップバイステップでイチからやっていく。いまこの段階で考えているのは、とにかくこのプレシーズンで選手に怪我をさせないことだ。いまは時差ボケがあるので体調は厳しいが、そういう中でもリズムを取り戻し、みんなでプレーすることを思い出していくことが目的になる」とプレシーズンのテーマを示した。

 また同じく前日会見に出席したDFナタン・アケは「昨季は確かに素晴らしいシーズンだったが、昨年のことは昨年のこと。チームは毎日、進歩していくものだと理解しているし、われわれはもう一度スタートするというメンタリティーを持っている」とコメント。新シーズンに向けて「コミュニティシールドがあって、スーパーカップがあって、そしてクラブW杯もある。監督は監督自身もどんどん頑張れ頑張れ、やれやれという監督なので、監督にしっかりついて行って、また頑張ろうという気持ちを持っている」と意気込みを述べた。

(取材・文 竹内達也)
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