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マンCグアルディオラ監督、バイエルン移籍噂のウォーカー起用を明言「ベストなチームを組まないといけない」

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マンチェスター・シティジョゼップ・グアルディオラ監督

 マンチェスター・シティジョゼップ・グアルディオラ監督が25日、国立競技場で『Audi Football Summit』バイエルン戦の前日公式会見に出席し、対戦相手のバイエルン移籍の噂が出ているDFカイル・ウォーカーに言及した。

 この日の記者会見では、ドイツやイングランドから来日した記者からグアルディオラ監督に対し、冒頭からウォーカーについての質問が続出。しかし、指揮官は「あれほどの質の選手はいないので大事な選手だが、どういう決定になるかはわからない」と述べるにとどめた。

 一方で「デリケートなのは理解しているが、明日の試合に出るのか?」という質問に対しては「カイルは自分たちのプレーヤーなので、バイエルンに対してはベストなチームを組まないといけないし、彼はプレーする」と起用を明言。その上でグアルディオラ監督は「今季全部プレーしてくれたらいいなと思うが、状況はわからない」と強調していた。

 また海外記者からはバルセロナに移籍したMFイルカイ・ギュンドアンについての質問も向けられ、「非常に素晴らしい選手だった。(移籍は)残念なことだ」と返答。さらにバイエルンが獲得を検討しているというFWハリー・ケインの印象を尋ねる質問まで飛び出し、「カイルならまだしもハリー・ケインは自分の選手じゃないので答えにくい。それが答えだ」とやや呆れ気味に返していた。

 グアルディオラ監督にとって、対戦相手のバイエルンは2013-14から15-16シーズンに指揮した古巣。対戦については「いつでも特別な経験。バイエルンにも住んでいたし、こうした機会で昔の友達に会えることが大事。それもプレシーズンでこういう機会を得ることが大事。CLでは話が違うからね」と感慨を述べつつ、「良いテストになる。バイエルンのような相手とテストすることは、自分たちの立ち位置が真剣勝負の大会が来る前にわかるという点で貴重だ」と対戦を心待ちにしていた。

(取材・文 竹内達也)
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