コベントリー(イングランド2部)のマーク・ロビンス監督が今夏に加入したMF坂元達裕について語った。地元メディア『コベントリー・ライブ』が伝えている。

　現在26歳の坂元は、2022年1月にセレッソ大阪から当時ベルギー1部のオーステンデに期限付き移籍した。完全移籍となった昨季はリーグ戦30試合に出場し、6アシストを記録。オーステンデは2部降格となったが、チーム内のMVPに選ばれた。

　そして今月10日に3年契約でコベントリーに完全移籍。同メディアによると、プレシーズンでの活躍により、すでに地元ファンの間で大きな注目を集めているという。

　ロビンス監督は「彼は謙虚でいいやつだと思う」と坂元を評価しつつ、普段のやり取りに関して「彼は英語をとてもよく分かっているが、自信を持って話すことはできない」と言及している。

　それでも「だが、彼は英語を理解しているし、すぐに物事を理解するだろう」とし、「だから私たちは彼に英語レッスンを受けさせているし、それと並行してみんなに日本語も学ばせるつもりだ」と自分たちからも歩み寄る意向を示した。

　イングランド2部は8月から開幕。コベントリーは同6日の第1節でレスター・シティのホームに乗り込む予定となっている。

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