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過密日程は解消されないまま試合時間が長期化へ…マンUバランがFAに怒り「なぜ僕らの意見を聞いてくれない?」

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コミュニティ・シールドは最終的に後半アディショナルタイム13分まで行われた

 マンチェスター・ユナイテッドのDFラファエル・バランが7日、イングランド協会(FA)に対して選手・チームスタッフの意見が反映されないことへの不満を表明した。

 プレミアリーグは7月31日に公式サイトを通じ、選手が審判員を囲むと最低でも1人の選手が警告を受けるようになるといった新たなガイドラインを発表。また、『スカイ・スポーツ』などの現地メディアはアディショナルタイムが厳格な計算になり、試合が長期化することを伝えていた。

 バランはX(旧ツイッター/@rapahelvarane)で同様の内容をFAから説明されたことを明かしている。その上で「監督や選手は試合数が多いこと、過密日程であること、それらが選手の身体面や精神面を危険にさらすものであることを何年も伝えてきた。こういったフィードバックにもかかわらず試合時間を増やし、インテンシティを高め、選手が感情を表現することを抑えるように推奨してきた」と綴り、一方的な決定への不満を露わにした。

 続けて「我々は良いコンディションのもと、クラブやファンのために100%の力をピッチ上で発揮したいだけだ。なぜ我々の意見に聞く耳を持たないのだろう?」とコメントし、「愛する試合を守ってファンに全力を尽くす姿勢を示し続けるためにも、選手や監督はこの大きな問題を訴えていくことが大切だと思う」と、見解を明らかにしている。

 長期化するアディショナルタイムをめぐっては、6日のコミュニティ・シールドで一足早く体験したマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が「明日の午前9時になってもここでプレーすることになる」と皮肉まじりに批判していた。この試合では後半アディショナルタイムが8分と表示され、最終的に同12分40秒まで試合が行われた。

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