今シーズンよりスタッド・ランスに加入したFW中村敬斗が13日に自身のインスタグラム(@nakamura.keito)を通じ、移籍決定時に拡散された女性との2ショット写真は合成だと伝えた。

　今月10日にスタッド・ランスへの加入が正式発表されると、移籍情報に詳しいファブリツィオ・ロマーノ記者などは中村と女性が新天地のユニフォームを手に持つ2ショット写真を公開。女性の正体はエージェント業を行うアンジェラ・ルッロ氏で、今回の移籍に携わったエージェントと考えたファンから「美しすぎる代理人」「美男美女」といった反応が相次いだ。

　しかし、中村は「一点だけ皆様にお伝えしておきたいことがあります」と前置きした上で「女性は、私の所属していた前クラブチームのLASKに所属・勤務する職員の一人で、今回の移籍に関わっているエージェントではありません」と伝えた。さらに拡散された2ショットは「彼女によって加工された写真」であり、実際に撮影されたものではないという。

　続けて「私には信頼をおけるエージェントがおり、今回の移籍は彼と二人三脚で実現させた移籍です」と綴っている。声明文の最後には「応援してくださる皆様にはきちんと真実をお伝えしておきたく、こちらにて投稿させて頂きました」と書かれていて、捏造写真を強く否定したいことがうかがえる。

　なお、ファブリツィオ・ロマーノ記者が自身のX(旧ツイッター/@FabrizioRomano)に投稿した写真は削除されているが、ルッロ氏のインスタグラム(@angelarullo)には現在も2ショット写真が公開されている。同エージェントが他に公開している移籍成立時の写真は合成ではなく実際のものとみられ、中村の移籍に関して合成写真を投稿した意図は不明となっている。

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