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バルベルデの暴力問題、被害者バエナが非難声明「殴られたことよりも傷つく嘘」

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渦中のMFフェデリコ・バルベルデ

 4日のビジャレアル戦後にレアル・マドリーMFフェデリコ・バルベルデが相手MFアレックス・バエナに暴行を加えたとされる問題で、被害側のバエナが10日に声明を発表した。

 現地メディア『アス』などによると、試合を終えてチームバスへと向かうバエナの顔をバルベルデが殴ったとされている。ビジャレアルは9日に「バエナが警察に加害者(バルベルデ)を告訴することを決定した」と報告し、「我々はいかなる暴力行為にも反対し、バエナの言い分を固く信じて彼をサポートする」と公式サイトで伝えた。

 一方、1月の対戦時にバエナがバルベルデの家族を侮辱する発言を行ったとする情報をバルベルデ側の話をもとに『マルカ』が伝えるなどしたため、バエナも一部ファンからの批判に晒される事態に発展。彼のSNSアカウントには多くの中傷的なコメントが送られ、同選手の家族に対する脅迫的な内容も散見された。

 こうした事態を受けてバエナは10日、自身のツイッターアカウント(@alexbbaena)などを通じて「私が批判されている点について事実を証明するものは公表されていない」と、疑惑を否定。そして「暴力を正当化するために(捏造の発言を)利用されたことが残念であり、殴られたことよりも傷つく嘘だ」と遺憾の意を表した。

 なお、『Revelo』はバルベルデに対してファウルを誘う行為を批判する意味として「泣くなよ。泣き虫が」とバエナが発言し、それをバルベルデが家族の健康状態を揶揄するものとして捉えた可能性があると分析している。

 いずれにしても今回の事案は詳しく調査される見込みで、『アス』によるとバルベルデは2試合から12試合の出場停止処分を受ける可能性があるようだ。

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