アルヒラル(サウジアラビア1部)がブラジル代表FWネイマールの獲得についてパリSGと合意に達したと、イギリス『スカイ・スポーツ』が14日に報じた。契約期間は2シーズン。同日にメディカルチェックを受け、48時間以内に移籍完了となる見込みだという。

　パリSGに近い情報筋によれば、フランス王者はアルヒラルから最大8630万ポンド(約159億円)を受け取る模様。ネイマールはパリSG所属時の6倍となる年俸1億2940万ポンド(約239億円)を手にするとみられる。

　ネイマールは2017年夏に世界記録の2億ポンド(当時約290億円)でバルセロナからパリSGに移籍した。背番号10として5度のリーグアン優勝に貢献したが、クラブの悲願であるUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)制覇には届かず、2019-20シーズンの準優勝が最高。昨季は2月に足首を負傷し、一足早くシーズンを終えていた。

　今季からパリSGを率いるルイス・エンリケ新監督はネイマールを主力選手と見なしておらず、より若くハングリーなチーム編成にするため、同選手の売却に前向きだったと伝えられている。

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