[8.19 プレミアリーグ第2節 トッテナム 2-0 マンチェスター・U]

　プレミアリーグは19日に第2節を行い、トッテナムはマンチェスター・ユナイテッドに2-0の勝利を収めた。今季からトッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督にとってプレミアリーグ初勝利。「後半のパフォーマンスが傑出していた」と振り返った。

　開幕節・ブレントフォード戦をドローで終えたトッテナムは、ホーム開幕戦となる今節でユナイテッドを迎えた。前半をスコアレスで折り返すと、後半4分に均衡を破る。MFデヤン・クルゼフスキが右サイドの深い位置まで入り込み、折り返したボールは相手選手に当たる。こぼれ球をMFパペ・マタル・サールが押し込み、先制点を奪った。

　トッテナムは後半38分に値千金の追加点。MFイバン・ペリシッチが左サイドから敵陣PA内にパスを送ると、DFベン・デイビスがゴールに流し込む。DFリサンドロ・マルティネスに当たって軌道が変わったボールはそのままゴールに吸い込まれ、オウンゴールという形で2-0と点差を広げた。

　試合はそのまま終了し、トッテナムがユナイテッドを2-0で撃破。ポステコグルー監督新体制での初勝利、そして今季初白星となった。

　クラブ公式サイトでは、プレミアリーグ初勝利を飾ったポステコグルー監督が試合を振り返る。強敵ユナイテッドを相手に「前半は少しナーバスになっているように見えた」と語る。「ハーフタイムにとにかく落ち着くこと、相手のプレスをかいくぐってプレーすること、アップテンポな動きで相手を消耗させること、それがメッセージだった」。指揮官の策が奏功し、後半2得点で勝利を手にした。

　Jリーグの頂点にも立ったポステコグルー監督はスコットランドから今季プレミアリーグ初挑戦。開幕2試合目で勝利し、手応えを語る。「前半は耐えなければならなかったが、今日のような後半ができれば選手たちはトレーニングでもっとこうしたいと発言するだろう。今はわれわれコーチ陣が、これが私たちの進むべき道だと励まし続けることが大事になる」と一喜一憂せず、まい進する構えを見せていた。

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