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南野拓実がモナコ新指揮官の下で完全復活!! 前半だけで11か月ぶり弾含む2ゴール

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MF南野拓実が2ゴール

[8.20 リーグ・アン第2節 モナコ-ストラスブール]

 モナコ所属のMF南野拓実が20日、リーグ・アン第2節のストラスブール戦で、今季初ゴールを含む2ゴールを挙げた。13日のクレルモン戦(○4-2)でもアシストを記録しており、開幕2試合で2ゴール1アシストの大活躍。加入1年目の昨季はわずか1得点にとどまっていたが、新指揮官のもとで完全復活を遂げている。

 まずは0-0で迎えた前半20分だった。3-4-3の右シャドーで先発した南野はDFウィルフレッド・シンゴからの縦パスを受けると、FWウィサム・ベン・イェデルに鋭いパスを通す。ベン・イェデルはそこでボールを奪われたが、すぐにプレッシャーをかけた南野が再奪取。ドリブルで持ち込み、ペナルティエリア外から果敢に右足を振り抜くと、低い弾道のシュートをゴール左隅に突き刺した。

 南野にとってリーグ・アンでの得点は昨年9月18日のスタッド・ランス戦(○3-0)以来、約11か月ぶりの通算2ゴール目。その後は出場機会すらなかなか与えられず苦しい時期も続いたが、ザルツブルク時代に指導を受けたアディ・ヒュッター新監督の就任を機に復活を遂げ、開幕2試合目にして早くも結果を出した。

 またこの日の南野はなおも止まらない。前半36分、右サイドの深い位置で攻撃の起点を作り、味方がつないで左サイドに展開。DFカイオ・エンヒッキが低い位置からアーリークロスを送り込むと、ニアサイドまで飛び込んできた南野が頭で合わせ、完璧なヘディングシュートでネットを揺らした。

 南野は守備のプレスバックでも献身性を見せると、後半にはベン・イェデルのゴールもアシスト。2ゴール1アシストの大活躍で3-0での快勝に貢献した。

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