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マグワイアが受ける扱いにイングランド指揮官が苦言「まったく馬鹿げている」

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指揮官がDFハリー・マグワイアについて言及

 イングランド代表のガレス・サウスゲート監督が12日にアウェーで行われた国際親善試合のスコットランド代表戦(○3-1)後、DFハリー・マグワイアが「馬鹿げた」扱いを受けていることに苦言を呈した。イギリス『メトロ』が伝えている。

 所属するマンチェスター・ユナイテッドで昨季プレミアリーグ16試合の出場にとどまり、今季も出場1試合となっているマグワイア。代表に選ばれ続けることに疑問の声も聞かれる中、スコットランド戦ではホームの相手サポーターから皮肉を込めた歓声が上がり、後半22分にはオウンゴールを記録していた。

 サウスゲート監督は、スコットランドのサポーターがマグワイアを苛立たせようとしたことについては咎めなかったが、自国で受ける扱いがその一因になったと指摘している。

「彼は私たちにとって格別な活躍を見せた。今夜の反応は、そのような環境を作り出してしまった、こちら側の馬鹿どもの結果だ」

「だから今夜素晴らしかったと思うのは、ここにいたファンが自分たちを守ろうと認識してくれたことだ。我々はそうすべきだ」

「自分たちの選手に対して問題を起こしているんだ。いくつかの記事、いくつかのコメントは、まったく馬鹿げていた」

「彼はイングランドサッカー界で最も成功した時期の1つにおいて、我々の強さを支える存在だった。スコットランドのファンがやってくるのは理解できる。だが、自分たちのサイドからそういうことが起きるのは、まったく馬鹿げている」

「率直に言って、長い間、馬鹿にした扱いを受けてきた結果だ。私たちのファンは、『自分たちのファンからは多少非難されるかもしれないが、他のサポーターからやられるのはごめんだ』と認識していたと思う。でも馬鹿げているよ。彼のような扱いを受けた選手を私は知らない。スコットランドのファンにも、自分たちの解説者にも、評論家にも、何であれね」

 指揮官は「私はベテランプレーヤーの重要性について話してきたが、彼はその中でも極めて重要な存在だ。彼がフィールドに出るたびに見せる回復力、度胸は本当にすごい。だから彼はトッププレーヤーであり、私たちはみんな彼と一緒にいる」と信頼を強調し、「そして、今夜はファンも彼をサポートしてくれて素晴らしかったよ」と付け加えた。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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