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アーセナルは無敗中に異例のGK変更、アルテタ監督が理由を明かす「10人+1人でプレーするのではなく…」

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GKダビド・ラヤがアーセナルデビュー

 アーセナルは17日にプレミアリーグ第5節・エバートン戦を行い、1-0で勝利した。敵地グディソン・パークでの勝利は6シーズンぶり。ミケル・アルテタ監督がビルドアップに定評のあるGKダビド・ラヤを起用して完封勝利を導いたことに注目が集まった。

 ラヤはブレントフォードからのレンタル加入選手で、これが移籍後初出場となった。アーセナルは開幕から公式戦無敗が続いていて、好調のチームがGKを代えるのは稀なこと。ここまでゴールを守っていたGKアーロン・ラムズデールはベンチ入りしており、負傷によるものでもなかった。

 監督の采配に驚きの声が上がったが、アルテタ氏は試合後、「ファビオ・ビエイラが先発出場してガブリエル・ジェズスが途中出場したことと同じ理由だ。なぜジェズスが先発出場しなかったのかという質問は受けていない」と冷静にコメント。GKに関しても他のポジションと同じように柔軟な選手選考を行うことを示した。

 指揮官はこれまでアーセナルを率いた試合のうち2試合で、GKを途中交代したいと感じたことがあったという。しかし、その際はフィールドプレーヤーの交代を決断して最終的に勝ち点3を掴めなかったため、「数少ない後悔の1つ」だと明かした。その上で「10人+1人でプレーするのではなく11人の選手で戦う」と語り、相手やチーム状況などに応じて適切な選手起用を行うことを伝えた。

 また、アルテタ監督はラムズデールに向けて「冨安健洋、ジェズス、ハバーツと同じように受け止めてほしい」と途中出場組の名前を出し、再び先発メンバーに入れるような取り組みへの期待を口にしている。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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