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伊東&中村先発のリールvsスタッド・ランスで前代未聞の珍事…主審が開始35秒で負傷交代

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開始早々に交代したエリック・ワトリエ主審

[9.26 リーグアン第6節 リール – スタッド・ランス]

 リーグアンは26日に第6節を開催し、スタッド・ランスリールの本拠地に乗り込んだ。日本代表のFW伊東純也とFW中村敬斗が先発出場するなか、開始早々に思わぬ事態が発生した。

 エリック・ワトリエ主審が試合開始の笛を吹くと、スタッド・ランスにいきなり決定機。開始35秒、ロングボールに抜け出したFWモハメド・ダラミーがシュートを放ったが、わずかに枠を捉えられずゴールキックとなった。すると、ワトリエ主審は試合を中断。第4の審判員が待つベンチへと向かっていく。

 当初は審判員が使用する通信機器の故障かと思われたが、主審はベンチに座り込んでユニフォームを脱ぐ。ここでワトリエ主審が負傷したことが明らかとなり、第4の審判員を担当していたアリ・ジェジド氏との交代に。中約3分間の中断を経て試合が再開された。

 審判員の負傷交代は年間に数試合程度あることだが、開始1分以内でのアクシデントは極めて稀なこと。『RMCスポーツ』は現地テレビ中継の情報として、主審が右ふくらはぎを痛めたと伝えている。なお、試合はスタッド・ランスが前半12分に先制し、同16分には中村が追加点と早々にスコアも動く展開となっている。


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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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