レアル・マドリーのブラジル代表FWビニシウス・ジュニオールが27日のラ・リーガ第7節ラス・パルマス戦(○2-0)で途中出場し、約1か月ぶりの戦列復帰を果たした。同選手のコメントをクラブ公式サイトが伝えている。

　ビニシウスは8月25日の第3節セルタ戦(○1-0)で大腿二頭筋を負傷。その後の公式戦4試合を欠場していたが、ラス・パルマス戦の後半11分に投入され、待望の復帰となった。

　MFブラヒム・ディアスとFWホセルのゴールで2-0の勝利を飾った試合後、ビニシウスは「1か月の戦線離脱あと戻って来れてとても嬉しい」と喜びのコメント。続けて「ちょっとだけに見えるけど、僕にとっては自分のベストの状態でここへたどり着くために午前、午後、夜と取り組んでいくハードな日々だった」と振り返り、今後に向けて「プレーリズムをつかむため、良くなり続けなければならない」と語った。

　ビニシウスにとっては、この試合がレアルでのラ・リーガ通算100勝目。「とても素敵な瞬間でたくさんの勝利だ。このユニホームを着てこんなに早く100勝するというのは、とても大事なことだけど、僕はここで立ち止まりたくない。このクラブの歴史に残るため、さらに100勝、200勝、300勝したい。勝ち続け、タイトルを獲り続けたい」と意欲を示した。

　また、カルロ・アンチェロッティ監督は「彼は大きな意欲と気持ちの高まりとともにピッチへ入った。得点とチームへ役立つことを望んでいた」と言及。「1か月の不在のあと何かが足りないのは確かだが、完全に怪我から復帰しており、次で先発する土曜の試合へ向けて良い準備をしなければならない」と、30日に行われる第8節の首位ジローナ戦を見据えた。

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