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チェルシーFWムドリクが難しい時期を経て加入後初ゴール! 指揮官「若手には落ち着く時間が必要」

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加入後初ゴールを記録したFWミハイロ・ムドリク

 チェルシーのウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクが2日、プレミアリーグ第7節フルハム戦(○2-0)で加入後初ゴールを挙げた。イギリス『BBC』は、同試合がムドリクにとってチェルシーのキャリアにおけるターニングポイントになるだろうと指摘している。

 22歳のムドリクは今年1月にシャフタール・ドネツクから8900万ポンド(約161億円)で移籍。これまで真価を発揮し切れずにいたが、フルハム戦で待望の初得点が生まれた。

 スコアレスで迎えた前半18分、左サイドのDFレビ・コルウィルからのクロスを胸でコントロールすると、左足でGKの股を抜くシュートを決め、先制弾を奪取。チームはFWアルマンド・ブロヤの追加点で2-0とし、今季2勝目で14位から11位に浮上した。

 同メディアは「ムドリクはスタンフォード・ブリッジで難しい時間を過ごしてきたが、前半のパフォーマンスはチェルシーのキャリアのターニングポイントになるかのようだった」とレポート。「チェルシーでの24試合というキャリアの中で、ムドリクは自分の判断に自信がないように見えたこともあった。しかし、この試合ではコルウィルのパスからのフィニッシュが示すように、全てのプレーで真の自己主張を見せていた」と振り返っている。

 また、マウリシオ・ポチェッティーノ監督はムドリクについて「彼は本当に集中していたし、トレーニングでのパフォーマンスが彼をピッチに立たせる自信を与えてくれた。ミシャ(ムドリク)のためにも、(長期離脱を経て追加点を決めた)アルマンド(・ブロヤ)のためにも嬉しい」と語り、「若手には落ち着く時間が必要だし、ミシャにとっては、ここに来て大きな変化があった。落ち着くのは簡単ではない。時間と忍耐が必要だ。大切なのは若い才能ある選手たちを信頼することだよ」と話した。

 ムドリクは大腿四頭筋の負傷で前半終了後に交代したが、ポチェッティーノ監督は7日の第8節バーンリー戦には間に合うと考えているようだ。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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